お客様の声

前世療法

【お客様の声】

Kさん 女性 2007・8月

誘導で最初に目にしたのは乾いて固まった土の地面と風に巻き 上げられる 細かい砂埃でした。
彼は素足に赤茶色の皮のサンダルを履いており、少し離れたと ころから 町の建物を眺めていました。
麻でできたような貫頭衣のような生成りの服を着て、腰には長 くない 剣を下げていました。

髪は焦げ茶から黒。
少しくせっ毛で短い。

町の建物自体も砂のような色の日干し煉瓦でできているようで した。
歩いている人などは見えません。

次の場面で住んでいる家に行ったときは、中庭に丸い池と噴水 のような水盤のようなものがありました。
そこを囲うように円柱のある渡り廊 下があり、 床などは大理石のようでひんやりした感じがしました。

食事の場面では家族が登場しました。
父母と弟、そして妻。
現世において、その人たちが誰に対応しているかはわかりませ んでした。
お互い相手のことを思っているのにそれを伝えずに寂しい思い をしている ようでした。


どの人物もゆったりとドレープのできる服を着ていましたが、 色味は豊富ではありませんでした。テーブルには果物を持ったものとグラス(ガラスではありませ ん)が あったように思います。


重要な場面に移ったとき、濃紺の暗がりでした。
次第に目が慣 れていくと、 過去世の私と思われる男性が地面に跪いて、握りこぶしを地面に当て 頭を垂れてうなだれていました。


悲しみにうちひしがれている様子でした。悲嘆と後悔と。
そこは妻の墓の前でした。
最初の場面からそう経ってはいません
。男性の年齢は32~33才 くらい。
私の頭の中には「守れなかった」という言葉が何度も繰返され ていましたが、「何か言っていますか?」と質問されても、言いたくないのか 言葉がどうしても出ませんでした。

他の場面では全てが乾いた土の色で、戦場のようでした。
大勢の人物と馬と、タロットの「戦車」のカードに出てくるよ うな形の 乗り物もあったような気がします。

彼はこんなのは嫌だ、早く帰らなくては、と思っているようで した。
お墓の前にいた時点につながる重要な場面では急いで帰宅した 彼が自宅の ドアを息せき切って開け、家に入るところでした。


… 中略


彼はその後は『余生』として何を思うことなく淡々と暮らした ようです。
ひとりの人間(=妻)さえ幸せにすることができなかった、と いう強い後悔の念から自分が幸せになることも放棄したようでした。


学問所のような場所で思想か哲学のようなものを教えていたよ うです。
最期のとき、彼はとても穏やかでした。
ようやく家族の元に行ける安堵感に満ちていたようです。

崩れたレンガの低い塀にもたれかかっており、彼の周りには人 はいませんでした。
小さい濃い緑の葉の赤茶色の樹皮がささくれだっている樹が印 象に残っています。 *

彼は家族を亡くしたことから立ち直ることをやめてしまった のでしょう。
幸せを求めることも拒否したようでした。
自分も誰をも許せなかったみたいです。
思いを伝えることもしなかったので余計に後悔の念が 強かったのだと思います。


戦争の場面では馬(だと思うのですが)も顔に鉄製の 防具をつけていました。
ペルシア戦争とかそういうの?とも思いましたが 定かではありません。

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